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ゆむぞうのサイクル生活

【ネタバレ】シンエヴァの感想をアラフォーが語るパート2【見てない人は読んじゃダメ】

ここから先は、シンエヴァを見た感想を書いていきます。

まだ、見てない人、内容を知りたくない人はここでブラウザを閉じてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまでスクロールしたということはネタバレ結構ということですね?

すでにこちらで感想を語ってますが、まだチラシの裏に書きたいので引き続き書いていきます。

では、さっそく。

 

旧劇の逆パターン

最初見たときにこれって旧劇の逆パターンじゃないかなと思ったシーン

  • リツコさんの先制攻撃
  • おっきい綾波の目に飛び込むエヴァ
  • アダムスの器を食べる8号機
  • 空から降ってくる人
  • エヴァに乗り込むゲンドウ君

おお、こうやって過去のトラウマを乗り越えていくんだって思った。

旧劇では、

リツコさんは自爆しようとしたけど、カスパーに裏切られて自爆できず、ゲンドウ君に撃たれてお亡くなりに。

初号機がおっきい綾波の目から飛び出してきた。初号機が十字の槍のようなものになって、綾波の額に入っていくシーンは、もう完全にアレだし。

ご存じのとおり量産型に無残にもやられる弐号機。その無念を晴らすのが、2+8号機なのかな。食べたおかげで腕が再生してるし。

すべての人はLCLになってるので、人の形を失ってる。それに対して、人の形で空から降ってくる。これは再生を暗示してるのだね。

綾波に腕だけ取り込まれて、おいていかれるゲンドウ君。今回はしっかり乗り込んで行けた。

 

TV版、旧劇の再現

これはと思ったのは、

  • ネルフ本部に突っ込むアスカとマリの合わせ技
  • 13号機にやられるアスカ
  • シンジ君をかばって撃たれるミサトさん
  • シンクロ率無限大
  • エントリープラグで目覚めるアスカ
  • 劇場、裏方での風景
  • 夕焼けの湖畔でのカヲル君との再会

アスカとマリの必殺技は、瞬間心重ねてのアスカとシンジ君のキックを思い出しましたね。あんな飛び道具ではなかったけども。

今回は、アスカに無事過ごしてほしかったけど、無理か。使徒化するって完全に死亡フラグだったよね。使徒化するときの体大きくなるシーンにふと、シシガミ様?って思ってしまった。ここで、もののけ姫なの?ビーストモード的な。

サクラが銃を構えた瞬間にこの展開は。。と思ったらやはり。

旧劇でも、シンジ君のシンクロ率がなんちゃらかんちゃらで、云々かんぬんとマヤが言っていたな。今回はもっとわかりやすく、無限大!!

エントリープラグで目覚めるシーンは、アスカが精神攻撃を受けて、ボロボロの状態でバスタブに横たわって発見されてシーンと似てるなって思った。今回は、無事に目覚めたシーンだからよかった。そのあと、エントリープラグがケンスケの無人駅の横にあったから、きっとケンスケと会えたんだろうな。

13号機との戦いで、これって特撮のセットでの戦いじゃん。って気づいたとき、これはTV版最終話の前触れかとザワザワした。ここまでの流れが、まさかのまたおめでとうで終わるの?本当にザワザワした。

まさかの、夕焼けにカヲル君と出会う。しかも、あの首のないやつもいる。うわーって叫びたくなるシーン。こんなシーンはQにはないから、TV版、旧劇を見てないとよくわからないと思われる。こういったところが、今回のシンエヴァの評価がものすごい高い理由だと考えてる。ずっと、エヴァを見てた人ほど、うわぁってなるシーンがたくさんある。

そして、これまでの想いが浄化されていく。

地味に、廃墟で出てくる産婦人科、性病って看板の構図が旧劇と全く同じだった。

 

マヤの副長先輩がツボ

もう、副長でいいじゃん。なぜ、そこに先輩をつけるのよ。リツコさんも至って普通だし、誰も何も言わないし。

最初は、これだから若い男はって言い方も、目もきつかった。

でも、最後の槍を完成させるところでは、従来の優しいマヤの目の戻ってた。

この辺も映画の中での心情の変化が表れててすごくいいなと思った。

 

対照的に青葉、日向はあんまりヒューチャーされてないね。

 

ゲンドウ君の想い

ゲンドウ君がシンジ君に会わないのを自分への贖罪と言ってたように記憶してるけど、そこらへんは共感できなかったな。

ユイがいなくなった寂しさから、おかしくなるのはわかった。今まで一人でOKだと思ってたけど、そうではなかった。

ゲンドウ君はシンジ君と同じだった。傷つくの怖いから誰とも触れ合わない。拒絶する。でも、それを救ってくれたのはユイだった。

だから、もう一度会いたい。何を犠牲にしても。結果、世界を滅ぼしても。

ただ、最後にシンジ君と向き合って抱きしめながら謝るシーンは。。。

ユーロネルフをユイとシンジ君と尋ねたと思われるシーンでシンジ君を抱っこしようとしてるけど、泣かれてユイに渡すシーン。

これ見たとき、シンジ君って超VIPじゃん(ミドリ風)って思いました。

 

そのあとの、

それをじっと見るアスカ。そのあと、木の上でなくアスカ。

ケンスケに頭ポンポンしてもらうアスカ。

 

 

あのアスカは惣流なのか

赤い海の波打ち際のシーンはゾクリとした。

これは、、と思ったら、やっぱり旧劇のシーンの再現だった。

ここで、思ったのはここにいたアスカは旧劇のアスカなのか、新劇のアスカのどっちなのかなって。

普通に考えたら、シンエヴァなんだから式波アスカなんだけど。

好きって言ってくれてありがとうってシンジ君が言ってたし。

でも、プラグスーツが旧劇っぽいなって思ったんだよな。このシーンこそが、旧劇を旧劇たらしめるシーンだし。

そもそも、旧劇でアスカはシンジ君に好きって言ったっけ?

どっちなのかな?

個人的には、旧劇のつらい想いをたくさんしてるアスカを救うシンジ君の想いなんだと信じたい。

だって、カヲル君のシーンは完全に旧劇仕様ですしね。

これですよね、この個人が自由に想像を膨らませる。これこそがエヴァンゲリオン。

 

青い海

アスカと出会った海は、赤かった。

その先のシーンでは、青い海に戻った。

この波打ち際のコントラストがすごい印象的だった。

赤から青へ。もとに戻ったんだと思わせるシーン。

そこに座ってるシンジ君。どんどん絵コンテになっていく。

まさかのまたTV版のような最後ですか??

と思ったら、マリが迎えに来てくれて。

そうか、これで序盤のマリのセリフの意味が分かった。

マリはシンジ君を次の世界に導くために出てきたんだなぁ。

マリの年齢はいくつなんだろうか?普通にいったらゲンドウ君と大して変わらん。。。という疑問はあるが。

 

アスカでもなくレイでもなく、マリで終わるというのは予想外。

でも、不満は一つもない。

やはり、胸の大きないい女か。

 

宇多田ヒカルの歌詞が天才

Beautiful Worldの歌詞が。

「もしも願い一つだけ叶うなら 君の側で眠らせて どんな場所でもいいよ」

これはゲンドウ君の心境をうたった歌ですか?

っていうくらい改めて聴くとハマる。

One Last Kissも同じ。

「求めることはすなわち傷つくこと」

今回、なんでBeautiful Worldもエンディングに入ってるのかなって思ったけど、歌詞を改めて読むと納得。

エンディングには2曲流すべき。

 

今度はいつ見に行こうか。

それが今の楽しみです。

 

  • B!