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ゆむぞうのサイクル生活

【ネタバレ】シンエヴァで「もろびとこぞりて」が流れる理由を考える

ここから先は、シンエヴァを見た感想を書いていきます。

まだ、見てない人、内容を知りたくない人はここでブラウザを閉じてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまでスクロールしたということはネタバレ結構ということですね?

すでにこちらで感想を語ってますが、まだチラシの裏に書きたいので引き続き書いていきます。

では、さっそく。

もろびとこぞりてはシンジ君が第3村に戻ってくる暗示だと思う

なぜか?

映画では音楽だけで歌詞はない。

しかし、歌詞を見ると

諸人(もろびと)こぞりて 迎えまつれ
久しく待ちにし 主は来ませり
主は来ませり 主は、主は来ませり

 

現代語風にしたら、

みんな集まって お迎えしようよ

ずっと待ってたシンジ君(神の子)が来たよ

こんな感じ

こんなん、絶対シンジ君が来るってことでしょ

 

「もろびとこぞりて」はどこで流れるのか?

もろびとこぞりては、ミサトさんがシンジ君に希望の槍を届けるときに、最後の特攻のシーンで流れます。

はじめはなんでクリスマスの曲流すの?と思ってました。

「もろびとこぞりて」って何?って思った人はこちら

映画では音楽だけで、歌詞はないのでもう一度くわしく歌詞について調べてみましょう

 

もろびとこぞりての歌詞

Wikipediaより引用

諸人(もろびと)こぞりて 迎えまつれ
久しく待ちにし 主は来ませり
主は来ませり 主は、主は来ませり
悪魔のひとやを 打ち砕きて
捕虜(とりこ)をはなつと 主は来ませり
主は来ませり 主は、主は来ませり
この世の闇路(やみじ)を 照らしたもう
妙なる光の 主は来ませり
主は来ませり 主は、主は来ませり
萎(しぼ)める心の 花を咲かせ
恵みの露(つゆ)置く 主は来ませり
主は来ませり 主は、主は来ませり
平和の君なる 御子を迎え
救いの主とぞ 誉め称えよ
誉め称えよ 誉め、誉め称えよ

 

なるほど、古語だから難しい

けど、この歌詞を見るとやはりシンジ君は第3村に戻ってくるんだろうなと感じます。

一節ずつ考えましょう

エヴァの呪縛を破るってこと

悪魔のひとやを 打ち砕きて
捕虜(とりこ)をはなつと 主は来ませり
主は来ませり 主は、主は来ませり

 

ここでいう、悪魔のひとやとは、ヒトを閉じ込める牢屋のようなものです

これをエヴァの世界に当てはめると、

まさに「エヴァの呪縛」ですね

となると、そこに取り込まれる捕虜とは

シンジ君(アスカ、カヲル、レイ、マリも含まれるかも)でしょう

 

そして、その牢屋を破るための槍を届けるシーンでこの曲が流れるんです

この曲に意味がないとは言わせない

アスカの心を解放する

この世の闇路(やみじ)を 照らしたもう
妙なる光の 主は来ませり
主は来ませり 主は、主は来ませり
萎(しぼ)める心の 花を咲かせ
恵みの露(つゆ)置く 主は来ませり
主は来ませり 主は、主は来ませり

 

この歌詞が、ミサトさんが特攻した後のマイナス宇宙の世界を示すのだとすると、

それぞれの心の闇を照らす光となるシンジ君

それによって、閉ざされていた心が解放される

そして、その後を生きる糧となる言葉を贈る

カヲル君には、仲良くなるおまじない

レイには、好きにしていいという言葉

アスカには、好きという告白

 

この曲を選ぶセンスすごい

 

後は、花を咲かせという言葉をそのまま受け止めれば、

ブンダーから放出された種子ユニットもその一つと考えられそうな

 

最後はシンジ君をお迎え

平和の君なる 御子を迎え
救いの主とぞ 誉め称えよ
誉め称えよ 誉め、誉め称えよ

 

これはそのままでしょう

 

エヴァのない世界=平和の世界

この世界を創造(ネオンジェネシス)したシンジ君が救いの主でしょう

この歌がミサトさんがいる側の世界で流れていた

その世界から見て、主を迎えようと言っている

すなわち、シンジ君はミサトさんたちがいる世界に帰ってくる

 

 

考察の自由度こそエヴァ

こうやって、自分なりの解釈で納得できるところもエヴァなのではないだろうかと思う。

シンエヴァでは、自分なりにこうじゃないかという考察の余地を持たせつつ、ハッピーエンド的な終わり方でよかったな。

 

そんな私はアスカ派のロードバイク乗りです。

【ネタバレ】シンエヴァのアスカについてアラフォーが考える【パート3】

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