みなさん こんにちは
2020年の富士ヒルクライムは開催されるか否か怪しくなってきましたね
開催されるか分からないからやらないじゃない
開催されなかったら、違う目的を持てばいいだけ
自転車に乗る目的は富士ヒルだけじゃないです
と言いながらの富士ヒルクライムのシルバー達成時のレース中のパワーを見てみるという矛盾ですが、そこは開催されると信じてます。
では、そろそろ3か月前なので敵をしっかり把握してみましょう
この記事で分かることです
レース中の力の使い所
過去の振り返りの重要性
大切なのはここだけです
おまけで私のレース中のパワー推移も見れます
では、どうぞ
前半5キロを抑える
それぞれのグラフの説明です
左 富士ヒル走行中の1キロごとの平均パワー
右 富士ヒル走行中の1キロごとのラップタイム
2017年はトータルタイム77分でシルバー未達
2018年はトータルタイム73分でシルバー達成
この二つのグラフからわかることです
始めの5キロは絶対に踏むな
何故前半5キロを踏むなというのか、その理由はこれです
2017年は前半5キロまでは、パワーも出してタイムも2018年より上です
ただし、そこでオーバーペースで突っ込んだせいで、10キロ過ぎから垂れてます
ここから学ぶことは一つ
FTP以上のパワーで踏むな
FTP以上のパワーで踏んだせいで、後半パワーが出てないのが見てとれます
この状態になると、心が折れるのでもう踏めませんです。昔から言われている通り、ヒルクライムは前半我慢なんです
FTPとは、1時間出せるMaxパワーです。それを超えるパワーを出したら、借金するのと同じなので、どこかで返済しないといけません。その返済タイムが後半に来てしまったのです。そうならないためにも自分の踏めるペースをしっかり把握しましょう。
私が前半踏みすぎた理由はエントリータイムを65分にして、周りがゴールドクラスしかおらず、それに惑わされたことが原因です
その辺りのことはこちらの記事にまとめました。人の失敗ほど学べるものはありません。
また、それ以外にもこの結果をみると10キロ過ぎは出しているパワーはたいして差がないのに、タイムとしては1キロ当たり20秒近く早くなっています
その理由は、トレインを組んで走ったことです
みんな、目的は同じなのです
だから協力して走るのも大切です
これらの結果からわかることです
- 前半5キロはペース抑える
- FTP以上のパワーでふみ続けない
- 周りと協調してパワーロスを抑える
以上
シルバー達成は一人だけではなく、協力した方が達成に近づきます
自分の記録と比較する
この記事を読む人はだいたいが既に富士ヒル出場ありだと思います
そんな人はぜひ今回私が公開したペース、パワーと比較してください。これを読んで終わりではありません。
記録を出すためには、しっかりとした分析が必要です。ヒルクライムでラッキーパンチはありません
しっかりと練習して必要なパワーまであげましょう
失敗しないために必要なことはこれだけです
自分の過去を振り返って足りないところを把握する
弱点が分かったら、あとはそれを補う練習をするだけ
練習あるのみ
私の練習量をまとめたのはこちらです。シルバー未達成を避けるために必要最低限な練習だと思います
【富士ヒルシルバー】1月から6月までの練習量公開【いかほど?】
参考までに2018年のレース中のスタートからゴールまでの1キロごとのタイムと平均パワーを載せておきます。
ご自分のデータと比較するときはこちらをどうぞ
llaptime ave.power
0:03:19 248
0:03:38 242
0:03:36 237
0:03:22 225
0:03:02 228
0:02:55 236
0:02:47 233
0:02:45 218
0:03:25 222
0:03:05 203
0:03:19 220
0:03:02 215
0:03:11 215
0:03:12 209
0:02:58 213
0:03:12 211
0:03:09 203
まとめ
シルバー達成で失敗しないためのレース運びは以下の通りです
- 前半5キロはペース抑える
- FTP以上のパワーでふみ続けない
- 周りと協調してパワーロスを抑える
まだ、時間はあります
可能な限り自分のパワーを高め、足りない部分は周りと協調しましょう
これで、シルバー達成の可能性が上がります
では また シーユー