チェーンの汚れは練習している証拠 もしくは ただのずぼら
私は後者です
ロードバイクのチェーンの掃除ってやろうと思うけど、なかなか動けない。
その理由は
- 手が汚れる
- 周りが汚れる
- チェーン外すの面倒
じゃあ、その理由をなくそうってのが今回の記事の狙いです。
✔ 本記事のテーマ
汚さずにチェーンを掃除するやり方を紹介
数ヶ月に一回1時間以上かけて綺麗にするより、月1で10分チェーン掃除をやった方がいいよ。
では、早速手を汚さずにチェーンを掃除するステップを紹介します。
園芸用手袋を使う
チェーン掃除で一番嫌なのが、汚れたオイルが手について黒くなること。
それを防止するのに一番いいのが手のひら側にゴムが塗ってある園芸用の手袋です。
薄手のビニール手袋もあるけど、それのデメリットとしては、破れやすい、通気性悪くて汗をかく、脱げやすい。
それに対して、園芸用手袋のメリット
✔園芸用手袋をチェーン掃除におススメする理由
- 丈夫
- 通気性良し
- 手にフィットする
元々が園芸用なので、
- 畑作業をしても破れない頑丈さ
- 手の甲側はメッシュなので通気性よし、
- 普通の手袋なので伸縮性があり手にフィット
これが園芸用手袋をロードバイクのチェーン掃除におススメする理由です。
私が使っている園芸用手袋は3Mのものです。安くて丈夫なのでおすすめです。
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自転車の下には紙を
手だけではなく部屋も汚したくないので、チェーン掃除の前には紙をしいておきます。
その時に使う紙は、Amazonの緩衝用の紙です。Amazonで注文したときに、段ボールの中に入っているやつです。
新聞でもいいんですが、うちは新聞をとっていないのでこれを使ってます。
というのも、チェーンにはオイルと一緒に砂もついているので、チェーンをふくと黒い塊がパラパラと落ちる。
これを最後にまとめるために紙を敷いておきます。
ゴミとして捨てずにエコ活用。
ミッシングリンクを使って簡単に
チェーンを外すと掃除が簡単にできるけど、外すのが面倒。そういう人には、写真のようなミッシングリンクを使いましょう。
これがあればチェーンの取り外しが楽になります。
ただし、チェーンを外した後にはこういったミスをしがちなので注意してください。
プーリの通すべきところをスルー
この写真がプーリのガイドの外側を通してしまっている状態。間違っているので絶対にこうしないこと。
この写真が正しくガイドを通している状態
チェーン掃除をやって、過去何回も同じミスをしてます。
大体、チェーンを手回しして違和感に気づく。すると、チェーンがガイドを通っていない。
そして、この状況になったとき、ある道具を持っていないと地獄を見ます。
その道具とは?
ミッシングリンク外し
ミッシングリンクって付けるのは簡単だけど、道具なしで外すのはとても大変。
チェーンがガイドの外を通っていると気づいた時の絶望は。。
✔ミッシングリンクを外すのが大変な理由
- オイルで滑る
- 力をかけるところがない
道具なしで外そうとすると、滑ってしまいリンクを外すのが大変。特に手袋を付けたままだと滑るしリンクを抑えづらいので、結局素手でやる羽目に。この時点で手を汚さずにチェーン掃除が破綻。
というわけで、ミッシングリンクを使ってチェーン交換の効率を上げたい方にはぜひとも購入をおススメしたい。
ガイドを通すところを間違わなくても交換のたびに必要となるので、ミッシングリンクを使うなら必須。
使い方は簡単で
こんな感じにミッシングリンクを挟むだけです。
すると
このように、ミッシングリンクが外れます。
とても簡単です。
これがないときにどれだけ苦労したことか。
使い道が限定されている道具がなぜ存在しているのか?それを考えると道具の必要性が見えてきます。
その道具がないと作業効率が著しく低下するから、専用の道具が存在する。
ミッシングリンク外しもまさにそれです。
ラジオペンチで代用できない
ミッシングリンクを購入するときに、ミッシングリンク外しを買おうと思った。
でも、ラジオペンチがあるからどうにかなると思い、購入しなかった。これがすべての間違い。
ミッシングリンクは左右から挟み込んでずらせばいいので、チェーンのリンクに入り込む細い工具があればよしと思ってた。
それが、ラジオペンチ。
実際に使ってみるとこうなります。
- 先端は入るけど
- リンクが滑って左右にずらせない
チェーンのリンクは丸いので、挟む部分がまっすぐなラジオペンチだと滑ってしまい、力が入りません。そのため、ミッシングリンクがずれずに外せない。
では、ミッシングリンクがなぜ外せるのか? その理由はこちら。
ミッシングリンク外しはリンクのくぼみがある
見て分かるように、ミッシングリンク外しは先端の細い部分が丸くくぼんでます。
このくぼみにチェーンのリンクがジャストフィットして、左右に力を加えることができる。
そのため、簡単にリンクが左右にずれて、リンクを外すことができる。
この構造が肝なんです。
専用工具はやはり考えられて作られていると感じる部分です。
チェーンにオイルを塗っておしまい
ここまで、チェーンの外し方を紹介してきましたが、あとはオイルを塗るだけです。
チェーンにオイルを塗るのを、昔は一つのリンクごとにポチポチしてました。
で、これってなんの意味があるの?塗りすぎるとホコリが着きやすい?オイルつきすぎると抵抗になる?
いや、そんなことないでしょ。という結論にいたりました。
なので、今はチェーンを回しながらブワーっとつけてます。その時には、ミッシングリンクを目印に一周したかどうかで判断してます。
今は、このようにオイルを塗ってます。
- チェーンを回しながらオイルをべた塗り
- チェーンを回しながらオイルをふき取り
- ふき取り後に、オイルを塗る
- もう一度、軽くオイルをふき取り
このようにオイルを塗っておけば、問題なし。オイルを塗る目的は達成できます。
- リンク同士の接触による摩耗防止
- リンクのサビ防止
チェーンを掃除するとペダリングは軽くなります。ただ、オイルを多く塗ったから軽い、少ないから重いとは感じません。
ただ、多く塗りすぎるとこのようになるのでご注意を。
ロードバイクを放置するとばちが当たる【オイル垂れ】👈という記事で何が起こるのか確認できます。
あとは、チェーン掃除をしたならついでにチェーンの伸びも確認しておきましょう。
距離で管理するのもいいけど、しっかりツールを使って確認した方が無駄なく定量的に判断できる。
そして、これもなぜこんなツールが存在するのかを考えた方がいい。リンク間の長さを測って判断することもできるけど、それの精度は?となります。
なので、チェーン伸びを確認したかったら、専用ツールを買いましょう。
ほとんど使わないけど、これが家にあると通ですね。
BIKE HAND(バイクハンド) YC-503チェ-ンチェッカ- CHAIN WEAR INDICATOR YC-503
では、最後に手を汚さずにチェーン掃除に必要なものを再チェック
まとめ
手を汚さず簡単にチェーン掃除をするのに必要なもの
- まるめて捨てる紙
- 園芸用手袋
- ミッシングリンク
- ミッシングリンク外し
園芸用手袋は安いくせに丈夫なのでとてもおススメ。チェーン掃除以外でもいろいろと使えます。
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特に、ミッシングリンク外しだけは外せない。専用ツールが必要な理由は、なしでやってみるとわかる。
一度経験して、苦労して、またここに戻ってきてください。
では また シーユー