純正品は高いだけあって、とてつもないフィット感を示し、収まりの良さに気づけない人には無用の長物。
純正ラゲージマットの良さとは設置したときの収まりの良さがすべてである。
150プラドに純正ラゲージマットを設置したときに、どれほどシンデレラフィットするのか。
純正品に2万払うなら、サードパーティー製で半額買えばいいんじゃない。
差額は1万。
あなたはシンデレラフィットのマットを使わずにプラドに乗り続けますか?
純正ラゲージマットの一番の魅力
この写真はセカンドシートからラゲッジ方向を見た時の写真です。
写真の右側はホイールハウスとなっており、その横に敷いてあるのがラゲージマットですね。ここで注目すべき点はホイールハウスとラゲージマットの隙です。
写真で見た通り、マットの端面がホイールハウスの外壁にきれいに沿っています。これが純正品によるフィット感です。
パズルは完成したけど、飾るために額に入れたらガタついている。そうなったら気持ち悪いという美的センスをお持ちの方は純正品の購入をおススメ。
パーツをはめた時に、しっくりくる、ジャストフィット、
次に、なんで純正品がそんなにフィットするのか?を考えましょう。
純正ラゲージマットがフィットする理由
答えは簡単です。
- 自動車メーカーが純正品を作っているから
そんなの当たり前って言葉が聞こえてきそうです。
では、なぜ自動車メーカーが作ると他のメーカーよりフィットするでしょうか?
- 車体側の寸法ばらつきを知っているから
ラゲージマットを車に設置したときに、完全にフィットさせる方法は現物を測定して、そこから型を起こしマットを作成することです。
これをするには車両ごとに実測し、型を起こしとコストがかかってしまい現実的ではありません。
もののバラつきを把握できる
なので、車側の寸法のバラつきを把握しておくことが重要なのです。
例えば、ラゲッジの幅の狙いは1000㎜です。だけど、樹脂パーツの大きさのバラつきが〇㎜、組付けた時のバラつきが〇㎜。
すると、1000㎜を狙ったけど、実際に車になると1000±〇㎜となります。
この〇㎜がいくつかを知っているから、メーカーが作る純正品はフィットするのです。
マットが車側に乗り上げるとだぶついてしまうので、マットは1000-〇㎜側が最大となるように設置するでしょう。すると、マットが確実にフィットするようになります。
もちろん、サードパーティ製のものもこの辺りは考慮しているはずですが、純正品に比べると当たりはずれの、「はずれ」の割合が大きくなるはずです。
というのが、純正品が車にフィットする理由です。
純正品の良さが分かっていただけました?
全ての工業製品はバラつきを持つ
これは、ロードバイクの部品にも同じことが言えます。なので、なるべくなら純正品がいいのです。
※量産するにあたりコストの関係上諦めたバラつきを詰めることで、さらに性能を上げることもできます。なので、純正品より値段が高いパーツは一般的にコスト度外視でこのバラつきを小さくしているはずです。
もしくは、単純に生産数が少ないのでコストがかさんで高い。その投資を回収するために、それっぽい理屈をつけてただ高いというパーツもありそうですけどね。
純正品はそういったあくどい考えはあまりない。なぜなら、ここで信頼を失うと量産品の売り上げに響くから。
では、引き続き純正ラゲッジマットのいいところ紹介。
室内の汚れ・傷をきにしない
写真のようにラゲッジマットを設置すると、セカンドシートの背面まで覆うことができる。さらに、セカンドシートの幅に合わせてチャックがついているので、こんな感じに分割してシートを倒すこともできちゃう。
さらに、ラゲッジマットがずれないようにするため、セカンドシート背面にマジックテープで止めるところがついている。
こんな感じ。
また、マットの固定にはセカンドシートのヘッドセットのパイプを通すことで落ちないようにしている。
これによって、セカンドシートを倒しても、マットを引っ張ってもずれることがないのである。
5人乗りプラドには、四隅にロープを通すためのフックが設置してある。もちろん純正品なので、フックの部分には穴が開いており問題なく使えるようになっている。
プラドにはアウトドア用品を多く積むから、
純正品なので、このように「LAND CRUISER PRADO」とロゴが入っている。
この辺りも所有欲を刺激するしかけ。
まとめ
純正のラゲージマットのいいところを再度まとめると、
- とんでもないフィット感
これに限る。この車両に載せたときの違和感のなさ、収まり感はやはり純正品がいい。
PS
ラゲージマットも大切ですが、小さな子供がいる場合セカンドシートカバーの方が重要かも。これのおかげで、お菓子の食べかすがシートの間に入り込まず、掃除が楽になってますね。
では また シーユー