考え

ヒルクライムではロードバイクの軽量化が正義な理由を考えた

ダイエット

みなさん こんにちは

斜度15%の坂でアウター踏めますか?私は踏めません。間違いなくインナーです

でも、平地だったらスタートからでもアウタートップで行けますよね?もちろん出だしは重く感じますが。

この違いはなぜ起きるのか、考えてみました。

頭で理解すれば、ヒルクライムでの走りも楽になるかも!?

 

平地での抵抗

平地での抵抗

斜度15%を考える前に、まずは前提となる平地を考えてみました

平地を走るときは、抵抗はほぼほぼ空気によるものですね

タイヤの抵抗もあるけど、それはそれほどでもないかな

そして、この空気抵抗は速度の2乗に比例するのです

簡単にいうと、

30kmで必要な出力が180wと仮定すると

33kmで必要な出力は218W!

なので、ヒルクライムでタイムを10%短縮したいということは、

出力を20%アップするということと同義なのです

これは平地も坂も変わりません

富士ヒルで90分から75分にしたいなら、20%以上の出力向上が求められるということです

で、追い風の時ってすごい楽ですよね

それはこういうこと

追い風が吹いた場合

空気抵抗分を追い風がキャンセルしてくれるんです

無風 空気抵抗 < 自分のパワー

追い風 空気抵抗 < 自分のパワー + 追い風

必要なパワーが、自分+追い風となります。だから、必要なパワーが小さくなって楽に進めるんですね

追い風バンザイ

そして、スタート時点では速度0なので、空気抵抗も0

だから、スタートに必要なパワーも小さくて済むのです

これのおかげで平地だとアウタートップでもスタート切れます

 

重力が敵となる

坂での重力の働き

坂が大変なのは、重力に魂を引かれているせいです

坂になるとそれが如実に表れてしまうのです

このネタはこのぐらいにしておきます

平地では、抵抗は主に空気だけでした

ところが、ヒルクライムでは今まで登場しなかった新しい抵抗が増えます

それが重力です

この重力による力が人が坂を上るのを邪魔するのです

その力を分解して考えるとこうなります

重力の分解

重力を坂に垂直な方向と、坂に平行な方向に分解します

すると、坂の下る側に働く力が現れるのです

これがヒルクライムの敵です

そして、この人を後ろに引っ張る力は坂の斜度に比例します

体重60kgの人が斜度5%の坂にいると 30Nの力で後ろに引っ張られます

だいたい3kgのおもりで引っ張られたイメージ

なので斜度10%だと 6kgのおもりで引っ張られる

これが平地だと 0kgなのです

これが、斜度がきつくなると発進時に必要な力が大きくなる理由です

そして、この力は坂が続く限り永遠にのしかかってきます

だから、ヒルクライムはずっとつらいのです。

でも、それがいい!

 

ヒルクライムでは軽量化は正義

というわけで、ヒルクライムにおいて重力が最大の敵であるということが分かっていただけたと思います

重力 = 体重(バイクの重さ) × 重力加速度

なので、体重orバイクの重さを減らすことが大切なのです

ちなみに、重力加速度は南極と赤道では違います

赤道の方がちょっと小さいです

とすると赤道でのヒルクライムは南極でのヒルクライムより楽なのか!!

体重を減らすのは大変なので、みなさん大好き軽量パーツの導入です

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まとめ

いかがでしたか?

体感していることを頭で整理すると、軽量化の必要性が理解できます

そして、それが走り方につながってきます

説明としてはだいぶ抜けているところもあると思いますが、ヒルクライムの軽量化の重要性が理解していただければ幸いです

ちなみに、私がデュラのC24を購入した時 妻を説得した方法です

私 「ホイールのスポークが折れて、もう使えないから新しいの買うね」

妻 「直せないの?」

私 「スポーク折れてるから無理」

妻 「じゃあ、しょうがないね」

ホイールは黙って買っても、確実にばれるのでちゃんと必要性を伝えましょう

それが大切です

では また シーユー

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お越しいただきありがとうございました(^^♪
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